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シナリオ比較・オットー編
（ネタバレ注意）
イベントシナリオ編、まずはオットーです。
クリアしやすいわりにいいセリフが多いので・・・。
６人中唯一の英語キャラでもあります。
シナリオ比較に関するご注意
［ゲームスタート］
A Royal knight of the British Empire,
Otto is on a secret mission for King Henry VIII.
Sailing as a privateer, his goal is to defeat the Spanish Fleet.
25歳イギリス出身 祖国イギリス王国の運命を一身に背負い
イスパニア無敵艦隊撃滅を目指す誇り高き英国紳士
（やはりあれで２５歳は無理があると判断されたのか、年齢への言及は無し。）
Help me battle for the glory of England.
・・・・・・
（名前入力時のセリフです。32bit機版では「騎士の誇りを胸に・・・・・・」。）
［酒場（CAFE）にて］
You Know, no matter how much of your tea I drink, I never tire of it.
ここのウイスキーはいくら飲んでも、飽きることがないな
（英国紳士ですから、やっぱり紅茶です。tire=飽きる）
It's an honor to receive such compliments
from a customer with such refined taste.
お客さんのような味のわかる方にほめてもらえるとは光栄ですな
（honor=名誉 compliment=賛辞 refined=洗練された）
Ahhh... my friend, flattery will get you many things in life,
but unfortunately no gold from me today!
ふっ・・・親父、おだてても何も出ないぞ
（ちょっともってまわった言い方になってますね。flattery=お世辞 unfortunately=あいにく）
［造船所にて］
If I told you I was going to use it to fight the spanish, what would you think?
イスパニアと一戦交えるといったらどう思うかな
Ye must be joking! I'd rather hear that ye're going to use it for trade!
ご冗談を！今どき商船だってもう少しましですよ
（ここでのyeはyouの俗語表現で造船所の親父のセリフによく使われてます。
荒っぽい感じになっているのでしょうか。）
Oh, I've painted the ship's name,‘Simpleton.’-just as ye requested.
But are ye sure ye want to use such a name?
それから船名は頼まれていたように「シンプルトン」にしときましたが
いいんですかい、「ノロマ」なんて名前で
Blast that Gilbert... Well, we'll just see who has last laugh!
ギルバートめ、なんてやつだ
（「最後に笑うのは誰か見ていろ！」・・・かっこいいですね。blast=畜生！）
[マシューとの出会い]
So are you the noble the told me was lookin'to hire a mate like myself?
あんたかい？俺を雇おうなんて考えている勇気のあるお偉いさんは？
（hire=雇う）
Hmph, I think you're confused, pal. Why woild I want to work for you?
何か勘違いしているんじゃねえか？
俺がいつ、お前を提督と認めたってんだよ
（hmphは鼻で笑うような感じでしょうか。
palは辞書には仲間とか相棒とか出てますが、荒っぽい呼びかげに広く使われてるようです）
Well then, let me help you make up your mind.
では認めさせてやろう
（make up one's mind=決意する）
Say, you're pretty tough!
あっ、あんた強いじゃねえか
（「あんたかわいいじゃねぇか！」ではありません。 pretty=かなり・非常に・・・これはよく使われてます。 ）
You're not too Shabbly yourself.
お前もな
（not too 〜＝少しも〜ない shabby=卑怯な）
Why, sure. I've never met fellow as gutsy as you.
Let's sit down and have a bite to eat.
当然ですぜ こんないかした提督、みたことねえや
さあ、一緒に呑みやしょう
（カフェでお酒は呑めません。ガッツの形容詞がガッツィ。 why（間投詞）=もちろん fellow=やつ・仲間）
［マシューの煽動］
Is there anyone who wants to sail with Commdore Baynes here?
このオットー提督の船に乗りたいやつはいねぇか〜
（Baynes=オットーの姓 commdore=提督・艦隊指揮官 ちなみにエルネストはcaptainと呼ばれてました。）
Aye!
おぉ〜！
Speak up! I'll ask once more!
声が小さい！もういちどぉ〜
Hear hear!
おぉ〜！！
（この時点でマシューは一滴もお酒を呑んでません。ひたすら食べてます。
そしてこの後、「ただの大食らいと思ってもらっちゃ困りやすぜ」みたいなことを言って、
しらふでガレオン強奪に向かいます。海外版最大のツッコミどころでしょうか。
残念ながら「酔っ払いはあなどれんな」も無し）
［返り討ち］
I can't believe they're this upset! After all, we only stole one ship!
やだねえ、船の一隻くらいで目の色変えやがって。
（信じられんのはあんたの方だ。 upset=混乱・動転？ after all=〜にもかかわらず）
Everyone to your posts! We're going to take on the Spanish!
総員配置に着け イスパニア艦隊と交戦する
（オットーならではのセリフです。take on=相手どる）
［タカリーナとの出会い］
Commodore, is that your stomack I hear growling?
Shall we be off to the cafe?
提督、なんかのどが渇きやせんか
（「提督、腹が鳴りましたね？カフェによりますか？」 stomack=胃 growl=鳴る be off=脇にそれる）
No, it's your own, you omnivorous fool. I'm amazed you're not as fat as cow!
どうせまた酒でものみたいんだろう？本当にお前は酒が好きだな。
（「お前の腹だ！（ツッコミ） 本当にお前はよく食うな、それでよく牛みたいに太らないものだ。」
ウエストが気になるお年頃、実はマシューがうらやましい？
omnivorous=何でも食べる ameze=あきれさせる）
（Sigh）Just as curious as ever.
相変わらず物好きな人だなぁ
（海外版ではため息が多いマシュー。 sigh=ふう・・・ curious=好奇心が強い・おせっかい）
Commodore, you're pretty good with the ladies there.
提督、ナンパがお上手ですね
（ナンパにあたる単語はないのでしようか。）
Hey, wait..no..I Didn't.. I mean I wasn't..
いや、そういうつもりじゃなかったんだがな
（ピリオドで表現される歯切れの悪さが秀逸です。mean=意図する）
Holy cow! Iwouldn't want her for my wife.
あの手合いは間違っても女房にしたくないですね
（holy=手に負えない cow=女（軽蔑的に） で、holy cowで「なんて女だ！」という感じです。）
If you were to be the groom,I'msure she would refuse.
相手がお前なら向こうからお断りだろうさ
（少しむきになってる気がします。groom=新郎 refuse=断る）
［ピエトロとの出会い］
Well then, old pal, give me some of your best tea.
親父、極上のスコッチをもらおうか
（イギリス人は頻繁にお茶を飲みます。）
I'll take my used-a large mutton soup,2 side orders of potatos,
3 orders of fish and chips, and 5 pieces of apple pie.
俺にもそいつだ
（fish and chipsは魚のフライにフライドポテトを添えたイギリスの代表的ジャンクフード。
ゲーム中でもロンドンのカフェのマスターお薦めです。それにしてもマシュー食べすぎ。）
Say commdore, I'm bored. Don't you have any exciting stories?
ねえ、提督 何かこうパッとした話はありやせんかね
（exciteとは少し違う気がしますが、上手く訳すの難しそうです。 be bored=退屈する）
Why, I have exiting stories.
パッとした話ならあるぜ
He's a heatless merchant, no blood, no tears, the worst kind.
So you can see my predicament.
そいつがまた血も涙もねえ極悪商人でほとほと困っちまってるのさ
（このセリフはスマートに訳されてます。 merchamt=商人 predicament=苦境）
［最終勅命］
Well, if it's not the scourge of England.
So where have you been wasting your time?
今まで、どこで油を売っていたのだ 王国の恥さらし者めが
（前半はif節のみで一文になるちょっと変わった構文ですが、意味は日本語版と同じです。
scourge=厄介者 waste=浪費する）
What a bitter fellow.
………
（「こいつぁ手厳しいや」・・・若い頃の石原裕次郎風）
［ギルドにて］
The very existence of our homeland is riding on this battle.
All I desire is to win and bring peace to the seas.
この戦いには祖国の存亡がかかっているらしい。
もっとも私はこの戦いの勝利と引き換えにつかの間の平和を望むだけだがね
（軍人でありながら戦争での勝利がもたらすものを過大視しない、
個人的に好きなセリフなのですが、そのニュアンスは英語になっているのでしょうか。
existence=存在 ride on=〜次第である bring=もたらす）
Peace throughout the world? I wouldn't mind that either.
平和な世の中ですか そうなれば結構なんですがね
（「それはそれで悪くないですね」という感じだと思うのですが、
ちょっと自信ないです。throughout=すみずみまで would't mind=悪くない）
I'd like to help Catalina, but I think this time it's better to think things out carefully.
あの女海賊にはかわいそうだがここは静観したほうが無難ですね
（think out=考え抜く carefully=注意深く）
No, we're going to attack.
いや、これより出撃する
You can't be serious...you would go to that far just to help that woman?!
まさか……そこまであの女に肩入れしなくたって
（疑問文の文型じゃないと思うのですが、 「？」が付いててもいいものでしょうか）
No Matthew, you don't understand. It has nothing ti do with her.
Right now, we're more powerful than they are.
違うぞ、マシュー 我が艦隊は今圧倒的に有利な立場にいる
（right now=今のところ・今まさに）
But, that triangular strategy...
…………
（沈黙がセリフに・その三 triangular=三角の straregy=用兵・作戦）
I know that if we were surrounded by their 3 fleets, we wouldn't stand a chance.
But their little net trap is not yet complete.
確かに３艦隊に包囲されれば不利だろう だが包囲網はまだでき上がっていない
（stand a chance=見込みがある）
And I don't plan to sit around waiting for them to finish it.
We're going to destroy each fleet one by one, before they can converge.
私は彼等が集結するのを待ってやるつもりはない
彼等が集結する前に１艦隊ずつ叩きつぶしてやる
（sit around=傍観している converge=集まる）
What guts... OK,then what fleet are we going to start with?
なんて大胆な…… それでどの艦隊から攻撃するんですかい
Why, the one closest to us of course!
無論、１番近いナントから攻める
（whyとof courseで「もちろん」が二重になってますが・・・）
［南米にて］
（Yes! This should be an easy victory!）
（ラッキー こいつは楽に勝てそうだぞ）
（アメリカでは「Lucky!」なんて言ったりはしないのでしょうか？）
If you are truly an honorable commodore,
you won't be satisfied with such a cheap victory.
あなたも名誉を重んじる武人なら傷ついた敵を討つようなまねはしたくないでしょ
（honorable=名誉ある・高貴な be satisfied with〜 =〜に満足する）
（What is she talking about?）
（そんなことはない）
（「何言ってんだ？この女！」）
Matthew, we're pulling back!
マシュー、引き上げだ
（pull back=後退する・引き返す）
Whaat?!
へっ、何ですって
（aがひとつ多いのはミスではありません。『なにぃ？』の『ぃ』みたいなものだと思います。）
Didn't you hear me? I said we're pulling back!
聞こえんのか！ 引き上げだといったのだ
OK, OK, I heard you. （I can't believe he fell for her little spiel!）
へい、へい、わかりやしたよ 全く、まんまと口車に乗せられちゃって
（fall for=だまされる・ひっかかる spiel=口上）
Did you say something?
何かいったか！
No, nothing, Commodore.
いいえ、なんでもありません
［その後］
Why didn't you finish off Ezequiel when you had the chance?
どうしてあの時エゼキエルをやっちまわなかったんです
（finish off=とどめを刺す ）
I'm not really sure.
さあ、どうしてかな
（否定文のreallyは位置によって意味合いが変わります。
notの後の場合は「あまり〜ではない」といった感じになります）
Was it because of Catalina?
カタリーナのせいですか？
No, that wasn't it. Someday if you command your own fleet, you'll understand.
それは違うな お前も艦隊を指揮すればいつかわかるようになるさ
［エゼキエルとの約束］
But let's forget work.
Since you let me sit down here, will you let me buy you a slice of pie?
ところで相席を許してくれた礼に君たちに酒をおごらせてはもらえないか
（このセリフの前に仕事の話をしています。）
That'd be nice for you, but nicer if you bought me two at least.
そいつはうれしいや、話せるぜ、おっさん
（「そいつは嬉しいけどせめて２つは欲しいね」 at least=少なくとも）
Matthew! That's no way to talk to a stranger, especially one so distingnished.
マシュー 年長者に向かって失礼だぞ
（stranger=見知らぬ人 especialy=特に distingnished=優れた、高貴な）
Commdore, are you sure about this?
提督、大丈夫なんですかい
This battle has been destined to occur.
Aren't you excited about the chance to fight Ezequiel?
勝敗は時の運だ それよりエゼキエル司令と戦える幸運を喜ぼうではないか
（destine=運命づける occur=起こる・・・なのですが、「戦いは起こるべく運命付けられていたのだ」
と訳すと日本語と大分違ってしまいます。この辺、どんな感じなのでしょう。）
［決戦・その1］
Commdore, today is the day for battle.
提督、ついに約束の日ですね
Matthew, set a heading for Bordeaux!
マシュー、ボルドーに向かうぞ
（地名なんかはローマ字だと雰囲気でます。 heading=進路）
Commander Ezequiel! I wonder Which life will end here today?
エゼキエル司令、どちらかがこの海で果てることになりそうですね
（この構文で普通疑問符は付かないと思いますが、その辺はあまり厳密じゃないんでしょうか。）
Oh! Let's both give everything we've got.
ああ、お互い最善を尽くして戦おうではないか
（わかるようなわからないような言い回しです。）
The fates of both our countries depend on the outcome of this one battle.
この一戦にはお互いの祖国の命運がかかっているのだからな
（fate=運命 depend on=〜次第である outcome=結果・成り行き）
［決戦・その２］
I've lost .You were too strong.
ふっ、完敗だ 君は強いな
No at all. Lady luck was on my side.
いいえ、運命の女神が私に微笑んだだけです
（at allは否定文では全否定になります。）
Go on. Finish me off.
さあ、とどめを刺したまえ
.........
……………
Matthew,set ready a cargo boat.
マシュー、輸送用のボートを用意しろ
Whar for?
へっ、何にするんです？
I'm going to send Commander Ezeqiuel to a friendly ship.
エゼキエル司令を僚艦までお送りする
What the blazes are you talking about?
Why do we have to save the enemy commander?
冗談じゃありやせんぜ 何で敵の司令官を助けなきゃならないんですかい
（この場合のblazeは疑問を強める俗語表現です）
The 'Invincible' Spanish Fleet has been destroyed.
My mission has been accomplished.
無敵艦隊は壊滅した 私の任務は終わったのだよ
（invincible=無敵の 「The Invincible Armada」という言葉はなぜ使われなかったんでしょうか。
accomplish=成し遂げる ）
Jeez! Why do I get stuck with a Commodore who loves everybody?!
まったく！ うちの提督はなんてお人好しなんだろうね
（「なんでこんなお人好しの提督に惚れ込んじまったかなぁ」
stuckはstickの過去・過去分詞です。いろいろな意味に取れますが、
ここでは上の様に「惚れ込む」とするといい感じだと思います。
jeez=驚き・落胆などを表す間投詞）
I hope we meet again,in a different battle,a different time.
また戦場でお会いしましょう
No,I don't think so. I realized today during this battle,I have grown old.
Old naval men should just disappear.
いや、今日の戦いで判ったよ
私は老いた…… 老兵は消え去るのみだな
（ちなみにマッカーサーが言ったのは「Old soldiers never die; they just fade away.」。
during=〜の間に naval=海軍の disappesr=姿を消す）
［王宮］
This man is no hero. He allowed the enemy commander to escape.
こやつが英雄だなど偽りにございます。こやつ敵の司令官をみすみす逃しております。
Is that true,Baynes?／Yes,sir
まことかスピノーラ／はい陛下
Why did you that?
なにゆえそのようなことをしたのだ
Your majesty,my mission was to completely destroy the Spanish Fleet.
I judged that I completed my mission.
無敵艦隊を壊滅させることが勅命の趣旨であり
その目的は達成したとの判断したのでございます。
（勅命にあたる英単語は無い様です your majesty=陛下）
Further more,the enemy commander accepted our request
for a personal duel without a moment's hesitation.
さらに、彼は堂々と我々との一戦に応じてくれました
（ここのpersonalは「個人的な」じゃあんまりなので「本人自ら」ととっておきましょう。
further=さらに accept=応じる hesitation=躊躇）
How could I destroy such a gentleman,such a man of his word?
このような武人をどうして斬れましょうか
（武人という言葉も訳がなさそうです。 a man of his word=約束を守る、誠実な人）
How dare you give such excuse...
よくもでまかせばかり
（dare=図々しくも〜する excuse=言い訳）
Hold it right there, Gilbert.
控えよ、ギルバート
I was right in my judgement.
わしの目に狂いはなかった
You are an honorable man,a true knight.
I appoint you to the Admiral of the Royal Navy.
武人としての誇りを持つそなたを、王室海軍総司令官に任命する
It's a great honor. Thank you very much,your majesty.
ありがたき幸せ
［エンディング］
Otto Baynes fulfilled King henry VIII's order to destroy the Spanish Fleet.
But he was going to face yet another challange.
オットー・スピノーラはイスパニア無敵艦隊を殲滅し国王ヘンリー８世との誓いを果した
しかし、その行く手には新たなる戦いの幕が切って降ろされようとしている
The seven seas were full of dangers-pirates,storms,and sea monsters.
Not every mate had the mettle to overcome the obstacles,
But you,with your courage,wit,and strength of heart,
have bested even the worst of foes.
The tale of your voyage will be told for years to come.
大航海時代…
多くの船乗り達が
海図も無い
未知の大海原に
ちっぽけな帆船で
旅立った時代
多くの出会いと別れ
歓喜や困難
ひとときのやすらぎ
不屈の精神だけが
彼らを成功へと
導いたのである
（英文の方は教訓的な色合いが強いく、野暮ったい印象を受けます。
be full of=〜で満ちている pirate=海賊 mettle=勇気 overcome=打ち勝つ
obstacle=障害 courage=勇気・根性 best=負かす foe=敵 years to come=将来）
The End
Fin