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| コーネリウス・ショーテン（コルネリス・スハウテン） オランダ人航海者。 1616年（資料によっては1615年）南米大陸最南端に到達、 生地ホールン（Hoorn）にちなんでホーン岬と命名。 フルネーム Willem Cornelius Schouten ダルテ・ペレイラ（ドゥアルテ・パシフィコ・ペレイラ） ポルトガルの東洋における軍事拠点インド・コチンの要塞の司令官。 『II』ではただの雇われ航海士ですが、『IV』では結構出世してるようです。 ファン・コーサ（ファン・デ・ラ・コーサ） コロンブスの第一次航海時の旗艦サンタ・マリア号の船主にして船長。 同時代に同名の地図職人もいたそうですが、ファン・コーサは地図作成を 持ってないので、多分こっち。 ルイ・ファレイロ（ルイ・フェレイロ、ルイ・デ・ファレイラ） ポルトガルからスペインに移った天文学者で、マゼランの協力者。 ゲームのファレイロは測量を持っているのが天文学者の名残？ ウルグ・アリ（ウルフ・アリ） レパントの海戦において艦隊を率いてトルコ軍に加わったアルジェ海賊。 アンドレア・ドーリアの艦隊を相手に優勢に立つも本隊の敗北により、敗走。 ちなみにレパントの海戦とは、１５７１年１０月にスペイン・ヴェネチア・ 法王庁のキリスト教同盟軍がトルコ軍を打ち破った海戦です。 アンドレア・ドーリア（アンドレア・ドリア） レパントの海戦におけるヴェネチア連合軍の指揮官。 ジェノヴァ出身。 ヴェネチア連合軍には他にも「バーバリコ」という提督がいたそうです。 アンドレア・ドーリアとアスコタ・バルバリコを仲間にして オスマンにケンカを売ったり、ウルグ・アリも仲間にして 呉越同舟艦隊を作ってみたりしても面白いかも。 それとこの辺の話は「外伝」のハイパーガイドブックにも出てます。 ジョン・デービス １５８５年、グリーンランドとカナダの間のデービス海峡を発見した イギリスの探検家。マラッカ海峡で日本の海賊に襲われ死亡。 フランチャ・ロロノア（フランシス・ロロノア） １７世紀後半カリブ海を荒らしまわった海賊。 悪行を重ねた末、原住民に食べられてしまったそうです。 ジャック・ラッカム 本には「美男海賊」と出ています。海軍の船に追いつめられた時には、 女海賊の奥さん（達）が戦ってるのに自分は船底に逃げ込んだそうです。 カタリーナ・エランツォ（カタリーナ・デ・エランツォ） 誤って兄を殺した為に軍を脱走して海賊となりましが、 その後も祖国スペインの為に戦いました。 （「２」のハンドブックに詳しく書いてあります） |
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| 航海士以外にも大航海時代シリーズには実在した人物をモデルにしたキャラが、 結構出てきます。そのうち、有名な人を何人か挙げてみましょう。 （名前はゲーム中のものです） ファスコ／クリストフ／フェルナンド／ディアス 「１」に登場する航海士です。 顔といい名前といい、教科書でもおなじみの方達です。 攻略本で「有名人にソックリタイプ」と紹介されているところを見ると どうやらにせものの様ですね。ということはパッケージに描かれている あの方達もにせものということになります。 マヌエル一世（ポルトガル国王） マヌエル一世「おお、マゼラン、よく来た」 マゼラン「『資金援助』」 側近 「陛下は独力での健闘をお望みです」 マゼラン 「『船舶援助』」 側近 「陛下は独力での健闘をお望みです」 ・・・ポルトガル人であるマゼランがスペインに走った背景には やはりこんな会話（？）があったんでしょうか。 メルカトール メルカトール図法の世界地図って機能的には航海専用といってもいい、 結構クセのある地図だと思うんですが・・・。 学習机のデスクマットの下に敷いてある世界地図も、地図帳の 最初の見開きに載ってる世界地図も決まってこれです。いいのかなぁ。 エンリケ王子 大航海時代の幕を開いたエンリケ航海王子はマヌエル一世の何代も前の人物で、 また自分で航海に赴くようなことも無かったのですが、 エンリケはエンリケ航海王子を意識して作られたキャラクターだと思います。 その他 当時の有名な航海者にジョアン・デ・リスボア（リスボンのジョアン）という 人物がいて、マゼランにいろいろと協力していたそうです。 『２』製作時、スタッフの方がその辺を意識してネーミングしたのでしょうか？ エンリケ王子はマジョルカ島出身の地図職人を雇っていたという話があります。 また、1375年には東方見聞録の情報も盛り込まれた最新の地図が マジョルカ島の職人の手で作られています。 マジョルカ島・パルマに地図職人がいるのはその辺の考証の結果かと思われます。 |
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| 参考文献 『帆船−海洋と冒険編−』（杉浦昭典・舵社） 『大航海時代の風雲児たち』（飯島幸人・成山堂書店） 『Truth In Fantasy 61 大航海時代』（森村宗冬・新紀元社） 『大探検家シリーズ マゼラン』（イアン・カメロン 鈴木主税訳 草思社） |